会計の世界では法人のお金と個人のお金は別個独立した存在です。 しかし、現実社会では、夫が社長で奥さんが経理担当者そして母親が事務員をしているような、いわゆる「三ちゃん企業」とういうのが存在します。 この「三ちゃん企業」は会社のお金も社長のお金も、まとめて「自分たちのお金」と考えているケースが多々あります。 例えば「三ちゃん企業」が社会保険に加入するとき社長さんは次のように考えます。 「えー!社会保険に加入したら保険料が倍になっちゃうよ!」 社会保険料は会社と個人で折半するので、個人の保険料が倍になることはありません。 しかし、「三ちゃん企業」の事業主は会社のお金も個人のお金もまとめて「自分たち…