スタッフブログ

生前贈与の加算期間のカウント

令和5年度税制改正では、暦年課税における相続開始前の贈与(生前贈与)の加算期間が、現行の相続開始前3年以内から7年以内に延長されます。 令和5年までに贈与される財産については、従来通り相続開始前3年以内の贈与が相続税の対象になりますが、令和6年以降に贈与される財産については、相続開始前7年以内の贈与が相続税の対象になります。 ただし経過措置があり、令和12年末までに相続が開始する場合は、令和6年1月1日以降の贈与が相続税の対象になります。相続開始前7年以内の贈与が相続税の対象になるのは、令和13年1月1日以降に相続が開始する場合です。 改正前と同じく、年間110万円以内で贈与税がかからなかった…

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青色申告関係の届出の期限に注意

確定申告もいよいよ大詰めとなりました。まだ確定申告を終えていない方は、くれぐれも申告期限にご注意ください。また税理士事務所に勤務されている方は、急ぐあまりにミスをしてしまわないようにしたいものです。  さて、確定申告の期限が3月15日というのは、多くの方がご存じのことかと思います。しかし、それ以外にも3月15日が期限となっているものが2つあります。  一つが、所得税の青色申告承認申請手続です。これまで白色申告だった方が、新たに青色申告をしようとする場合、3月15日までに届出を税務署に提出する必要があります。この期限を過ぎると、その年の青色申告書による申告が認められなくなります。青色申告者には特…

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【確定申告】副業の取扱い

今年も確定申告の時期を迎え、事業者の皆様はお忙しい日々を送られている事と思います。また近年では、会社勤めの方に副業を認められるケースも多く、従来の給与収入以外の収入に対し、取扱いに迷われる方もおられるのではないでしょうか。 副業が雑所得となる場合、(副業)所得が20万円以下の場合は申告不要となるケースがほとんどですが、事業所得となる場合は取扱いが異なります。いずれに分類されるかについては、昨年10月に『「所得税基本通達の制定について」の一部改正について(法令解釈通達)』が公表されています。 事業所得は給与所得などと損益計算が可能ですが、事業の実態がない副業から生じる損失を「赤字の事業所得」とし…

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寄付金控除

2023年2月6日、トルコ南東部のシリア国境付近で発生した地震は犠牲者5万人を超える見通しとされています。 各国からは救助隊が派遣され、国際的に支援の輪が広がっています。 皆様の中にも支援のための寄付をされる方はいらっしゃるかと思います。 その寄付の際には寄付する先によって控除の金額が異なります。 個人がトルコ大使館への直接の寄付は税金の計算上寄付控除とはならず、認定NPO法人等や公益社団法人等への寄付の場合は控除がされます。 該当する代表的な団体は日本赤十字社やユニセフとなり、こちらに寄付する場合は以下の算式となります。 (寄付金合計額(※1) - 2,000円)× 40% = 税額控除額(…

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マイナンバーカードの申し込みはお済みですか?

今年に入ってから家族のマイナンバーカードを作ることにして、スマホで全員分の交付申請をしました。私自身はすでに交付を受けていたため他の家族分についてマイナポイント20,000円分が目的です。20,000円×3人で60,000円になります。 去年から交付申請の案内が来ていましたが、煩わしい手続きというイメージから気が進みませんでしたがマイナポイントもらえるのが2月末までということとマイナンバーカードの受取会場がかなり混んでいるとの話を聞いて重い腰を上げたような感じです。(カードの普及が加速して、もう特典の延長がないかもとの心配から・・・) 実際スマホで交付申請をしてみると驚くほどスムーズに申請手続…

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【認定支援機関だより】ものづくり補助金の概要

令和5年3月24日より第14次公募ものづくり補助金の公募が開始されます。つきましては、下記の通り概要をまとめました。 税理士法人優和京都本部は認定経営革新等支援機関として申請代行・事業計画書の作成支援等を実施しています。また、電子での申請・作成になりますので京都府内だけでなく、全国の事業者様から相談を受けています。 2月中旬まで無料相談実施中(Web面談可)ですので、申請を考えていたり、ご興味がありましたらぜひ一度お問い合わせください。お客様の業況にあったご提案をさせていただきます。 なお、下記の概要は主な申請枠によるものです。その他詳細はお問い合わせください。 【モノづくり補助金の概要】 1…

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まもなく確定申告が始まります

お正月が過ぎ、心を引き締めようと思っていたら、あっという間に確定申告時期に突入します。 令和4年分の申告から、申告書の様式が変わります。確定申告書A、第5表修正申告分が廃止されすべて確定申告書Bへ統一される事となりました。 又、今年は事業者の方にとって検討すべき大切な時期でもあります。 インボイス制度開始による適格請求書の件、電子帳簿保存制度の件などが次々に決定し、準備すべき事が重なる時期です。 今は、スマホで申告をしたり、コンビニでのQRコードでの納付、スマホアプリでの〇〇ペイを活用した納付などが出来る時代になりました。 色々な変化が起こる中、守るべき事業や攻めるべき事業などの経営相談も含め…

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