今年も確定申告のシーズンが到来しました。
昨年度からスマートフォンでの申告が可能となっています。ただし、徐々に範囲を拡大しているものの制約事項も多いため、ご自身の申告内容がスマートフォンでの申告に対応しているかはあらかじめ確認しておいた方がよいでしょう。
H30年分の確定申告では、スマートフォンの申告は、年末調整をした給与所得者の方が、医療費控除やふるさと納税などの寄付金控除の申告をする場合に限定されていました。
令和1年分の確定申告からは、給与が複数ある方や公的年金等の雑所得がある方、一時所得がある方にも範囲が広がりました。
ただし、利用できるスマートフォンは、マイナンバーカード対応の機種である必要があります。
マイナンバーカード対応機種でない場合は、「ID・パスワード方式」といって事前に税務署に出向き、IDとパスワードを即日発行してもらう必要があります。
なお、令和2年分の申告からは、電子申告をしているかどうか又は電磁的記録による保存をしているかどうかで青色申告特別控除の額が変わる改正が行われることも予定されています。
年々、電子申告の優位性を高める改正が行われていますが複雑でわかりにくい改正も含まれていますので不安に感じる納税者の方もいらっしゃるかもしれません。
税理士法人優和では、確定申告全般のご相談を承っております。
ご不明な点がございましたら、ぜひ税理士法人優和までお問合せください。