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損益分岐点

企業にとって損益分岐点は重要な要素です。

 

損益分岐点とは売上高と総費用が等しくなる点のことをいい、全ての費用を回収するために必要な売上高、生産高を指します。この点を超えると利益が生まれます。会社の売上高に関係なく一定金額が発生する家賃や人件費、減価償却費、保険料などの固定費、会社の売上高の増減に比例して発生する販売手数料や運送費、売上原価等の変動費に分けることから損益分岐点の分析はスタートします。

 

売上高が5割増えたときに費用がどう変化し、その結果利益の金額がいくらになるのかという話は損益分岐点分析をおこなってはじめて可能になります。

 

また、会社の余裕度を測る尺度として「安全余裕率」というものがあります。現在の売上高が損益分岐点売上をどの程度上回っているかを見るもので、「売上高÷損益分岐点売上」で計算されます。100%を超えていれば黒字、切る場合は赤字で、目標ラインは120%といわれております。

 

資金繰り、税務署対応等、経営に関するご相談はお気軽に税理士法人優和までご連絡ください。

 

参考資料:決算書はここだけ読もう     著・矢島 雅己

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