事業主の皆様は会計事務所と契約するとどのようなことを求められるでしょうか。
分析をしたところ、大きく5つの段階(創業期、成長期、安定期、拡大期、円熟期)で業務上求めることが変わり、3つの理由(『よくわからない値上げ』『意思疎通(レスポンスや業務スピード)』『頻繁な担当替え』)で顧問税理士を変更するきっかけになることが分かりましたので、ご紹介させていただきます。
1 創業期
創業期は低価格で税額計算だけを丸投げしたいお客様が多いです。
2 成長期
成長期は税額計算に加えてキャッシュフロー管理や給与管理等、経営陣が営業にリソースを割くためのご支援を求めるお客様が多いです。
3 安定期
業務フローの定着と従業員の育成を求め、経理の内製化をしたいお客様が多いです。
4 拡大期
事業拡大のための資金調達を行いたい。また、中小企業税制等による節税をしっかりと行っていきたいお客様が多いです。
5 円熟期
創業から年月が経ち、事業承継の準備やM&A、相続対策といった次世代にバトンをつなげるための準備をしたいお客様が多いです。
この段階を理解せずに料金だけで会計事務所を選んでしまうと、円滑なコミュニケーションが難しい場合もあります。
特に創業期から成長期にかかるタイミングでは相談内容が大きく変化するため、会計事務所は値上げをせざるを得ませんが、そこを理解していただくよう説明をしないことも多く、値上げが理由で顧問契約の解消にいたるケースが多いです。お客様が会計事務所を解約する理由で特に多いのは『よくわからない値上げ』『意思疎通(レスポンスや業務スピード)』『頻繁な担当替え』と言われています。(税理士検索サービス会社からの情報提供)
税理士法人優和 京都本部では京都一の事務所を目指し、お客様の段階に合わせてサービスをカスタマイズできるよう細かなオプションを用意し、段階に合わせたサービスをお客様自身に選んでいただいています。会計事務所を解約で多い理由の『売上金額に基準を置いた料金体系(特例あり)』『レスポンスの速さ・フットワークの軽さの意識』『お客様自身の希望や従業員の退職時を除き、担当替えはできるだけ無いようにする』などお客様を最大限サポートし料金以上の価値を提供できるよう従業員が日々研鑽に努めています。
是非、会計事務所や税理士事務所と面談する際には、この『自社の段階』と『税理士替えがおきる主な理由』に着目して面談することをおすすめします。