【倒産防止共済】と呼ばれる経営セーフティ共済は、取引先事業者が倒産した際に、中小企業が連鎖倒産や経営難に陥ることを防ぐための制度です。
掛金月額は、5千円単位で5千円~20万円まで自由に選べ、増額・減額できます。また掛金は全額損金または必要経費に算入できます。
取引先の事業者が倒産し、売掛金債権等の回収が困難となった場合には、その事業者との取引の確認が済み次第、無担保・無保証人で「回収困難となった売掛金債権等の額」か「納付された掛金総額の10倍(上限8,000万円)」の、いずれか少ないほうの金額を借り入れることができます。
また臨時に事業資金が必要となった場合、掛金納付月数が12か月以上であれば、解約手当金の95%を上限として借入できる制度もあります。
解約手当金は、掛金を12か月以上納めていれば掛金総額の8割以上が戻り、40か月以上納めていれば、掛金全額が戻ります。
このように法人・個人を問わず節税対策になり、万が一の備えにもなる制度です。
加入をお考えの方は、税理士法人優和の担当スタッフがご説明いたしますので、お気軽にご相談ください。