法人において、節税を兼ねたリスクヘッジを目的として生命保険、医療保険、介護保険に加入することが多くあります。目的や会社が本来付保するべきところがされていないなど、ちぐはぐになっている場合もあるかもしれません。目的や効果などの観点から、過不足している点がないか参考にして頂ければ幸いです。 1.経営者向けとして (1)経費節減 個人契約で給料等から保険料を払い、保険料控除の適用を受けるより、法人契約で法人の経費となる方が 効率よくリスクヘッジができる。 (2)役員退職金原資確保 1/2損金処理等の保険に加入し、節税効果を得ながら役員退職金の原資を積み立てることがで…