スタッフブログ

京都のインバウンド

アメリカの大手旅行雑誌「Travel+Leisure(トラベル・アンド・レジャー)」が、「ワールドベストアワード2014」の発表で京都が世界都市ランキング1位に輝いてから3年、惜しくも今年は3年連続1位にはならず6位という結果でした。

 

思い返せば京都のほぼ中心地である烏丸御池にある税理士法人優和京都本部から各顧問先様のところに伺うときに3年程前から急激に外国人観光客が目に留まるようになりました。それとともにインバウンドという言葉を耳にするようになりました。最初は何のことかはわかりませんでしたが、「外国人が訪れてくる旅行のこと」であります。日本へのインバウンドを訪日外国人旅行または訪日旅行を言います。

以前の外国人は日本文化への憧れは強かったものの、日本は「遠い、高い、分からない」国といわれ、日本へのインバウンドは大きく伸びることはありませんでした。

 

それから変化を見せたのは2001年以降になって、観光業界の様々な活動が功を奏し、観光立国を国の重要な施策の一つに掲げた法律が施行され、その翌年の2008年には観光庁が設置されました。

これら一連の動きの中で官民挙げて様々な振興策が取られ、訪日外国人旅行者数は2013年の以降急増しその翌年にワールドベストアワード2014で世界都市ランキング1位になったということです。

2005年には670万人であった訪日外国人旅行者数は、2015年に1,973万人を数えるほど大幅に増えました。

その急激な増加に伴い日本での観光名所である京都で明らかに訪日外国人旅行者が増えて、場所によっては日本人より外国人が多くこちらが国外旅行しているような気分になることがあります。

 

その影響で今はまだ賛否両論を聞くことがありますが、良い効果が出るようにこの仕事の立場から協力できればと考えております。

東京オリンピック開催の2020年はこれまでは2000万人の訪日外国人を目標にしていましたが、現在で目標達成目前となったため、新たな目標として4000万人という訪日外国人の目標値が示されたため、これからの観光の伸び代には物凄いものを感じます。

アーカイブ

CONTACT

「ホームページを見た」と言っていただくと、
スムーズに対応させていただきます。