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ビッグデータ

ボリューム(volume、データ量)、速度(velocity、入出力データの速度)、バラエティ(variety、データタイプとデータ源の範囲)という性質を持つ巨大で複雑なデータのことをいいます。

米大手旅行雑誌「トラベル+レジャー」の読者投票で、2015年の世界の人気観光都市ランキングで2年連続1位に選ばれた京都市。
京都市の商店街振興組合等もビッグデータを活用したエリアマーケティング手法により、観光客や買物客の動向分析に乗り出しているようです。複数のアプリのユーザーより定期的に取得したデータを活用して移動速度や移動方向、滞留時間をビッグデータとして収集しマーケティングデータとして利用しています。他の商店街や観光スポットと連携を図って新たな動線を構築するとしたら、どこと連携するのが効果的かなどです。
ビッグデータを採用する最大のメリットは、観測エリアで働いていると想定される人物を「一定時間以上同じ場所に滞留している」という条件でデータから排除し、より正確な購買見込み客の動向分析を可能とすることです。従来の通行量カウンターのデータから導き出していた通行人の移動経路は、ビッグデータにより店舗従業員などを除いた通行人の移動経路と必ずしも一致しないことが判明。また、一箇所に限定せず、京都市内広範囲の移同経路も把握することが可能となりました。                    ビッグデータが他人事だと思うなら大間違いです。普段使っているスマートフォンは、タッチパネル、GPSセンサー、ジャイロセンサー、加速度センサー 、照度センサー、 近接センサーなど、思いつくだけでも非常に多種多様なセンサーが組み込まれています。これらのセンサーは、我々消費者の同意を持って、全てデータを蓄積し事業者に利用されることもできるのです。
このビッグデータを分析する目的に「最適化」があります。異変の察知や近未来の予測等を通じ、利用者個々のニーズに即したサービスの提供、業務運営の効率化や新産業の創出等が可能となる点に、ビッグデータの活用の意義があるものと考えられています。

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